Counseling
患者さまの生活習慣を丁寧にお聞きしながら、顎関節症や噛み合わせの違和感の原因となる日常生活のクセや仕事、家庭などのストレスを同定し、症状改善を目指していきます。
仕事、家庭、日常生活においてストレスを感じると、心身にさまざまな影響が表れてきます。顎関節症や噛み合わせの違和感には不安、緊張、ストレスといった精神的負担が原因となっているケースが多くみられます。当院は、専門家と連携し、認知行動療法、マインドフルネス、音楽療法を取り入れています。
認知行動療法(CBT)は、考え方やものの受け取り方といった思考(認知)に働きかけ、ストレスを上手に対処できるようになることを目的とした心理療法で顎関節症などの慢性疼痛症状の改善にも奨励されています。
↓参照:慢性疼痛治療ガイドライン↓ https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001054/4/Clinical%20Practice%20Guideline.pdf
マインドフルネスは、痛みを緩和させる方法として効果があるとされています。痛みに意識を向け続けることを止め、「今ここ」にいる状態に注意を向けることで痛みとの距離を置くことができるようにしていきます。痛みがあるとどうしてもその部位ばかりに注意がいってしまい、憂鬱な気分が伴います。痛みとの距離を置く事が自ら出来るようになると次第に痛みや感情、思考などに囚われず、日常生活は少しずつ穏やかに過ごせるようになっていきます。
音楽療法では、ピアノの生演奏をリラックスした空間でお聴きいただけます。自然に流れてくるピアノの音は耳だけでなく、細胞や心のすみずみまで染みわたっていきます。不安や緊張の糸がほどけ筋肉がリラックスすることで心や脳が落ち着き、考える事を忘れ無空間ともいえる時間を作ることができます。人間は様々な事を考えて生活しています。例えば、今ある痛みの原因について、例えば明日のスケジュール、例えば今日の...と脳は常に何かを考えさせられています。それは楽しみでもあったり、不安な事でもあったり。
脳を鎮静させる事が大切です。無の時間。何も考えず、音を聞いて今のすべてを忘れて。当院の音楽療法では痛みや苦痛が解き放たれていく感覚を体感していただけます。
心と身体は密接につながっています。痛みや違和感は身体からのメッセージです。丁寧にヒアリングすることで問題がどこに起因するのかをまずは知ることから。そして、個々に最適な対処法をいっしょに検討していきます。顎関節症や噛み合わせの違和感を軽減するための生活習慣やクセの改善のみならず、その他さまざまなお悩みにも寄り添っていきます。
「薬を使わずに不安や緊張を改善させたい」といった患者さんも来院されます。悩みを打ち明けること、語ることで癒されるということは多くの研究で実証されています。ご相談のみの来院でもご利用いただけますので、お気軽にお問合せください。
初回インテーク60分 45分セッションx3回 単発カウンセリング45分 | 10,000円 20,000円 8,000円 |
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