occlusion
噛み合わせの違和感により患者さまの中には、数十年かけてあらゆる病院の扉を叩きながら、当院に辿り着き治療を終えたという方も少なくはございません。お口の悩みや顎の痛みによって、体の不調を訴えるまでになってしまった方もいらっしゃいます。
当院では必ず患者さまのお話に耳を傾け、最善となる治療方法のご提案を行っています。
1ミクロの噛み合わせ違和感の声をしっかりと聞き治療をしております。患者さまは声を上げて伝えてください、違和感があればいらしてください、当院は患者さまに何度でも向き合って治療してまいります。
噛み合わせというのは非常に繊細な治療にもなります。長期に渡る可能性は十分にあります。その中で時には「何もせず待つ治療」をする事もあります。安定するまで触らない時間になります。直ぐに治療をして欲しいと仰る患者さまもいらっしゃいますが、あえて待っていただくこともございます。30年以上噛み合わせを専門として研究と治療に携わってきた経験から、それが最善の治療と考えております。
一つの工程を急がない、それは歯科医師として当院のプロセス全てに通ずることでもあります。治療を終えた時に患者さまに喜びの笑顔が戻ることを信じ、世界水準の最良と呼べる治療をご提供しています。
筋肉の施術による下顎骨移動術(機能矯正)
前歯部開咬ケース
臼歯部開咬ケース
噛み合わせの違和感や異常のある方は以下のように診断いたします(別途)
フェイスボウトランスファーを行い、上顎と顎関節の位置関係を調べます。
ドーソン法と下顎を適切な位置(中心位)に誘導します。
上下の印象を取ります。
パナデント咬合器(※)を用いて診断し、被せ物の作成を行います。
(※)当院は「パナデント咬合器」を用いて診断、被せ物を制作しています。
精密な咬合器に装着することによって、以下のような利点があります。
・人間の顎運動に近い状態を再現できる
・色々な角度からみることが可能である
・咬合器をお互いにみながら技工士とディスカッションすることができる
・問題のあるところは、いきなり患者さまの歯を削る前に模型用上で、削ったり、WAXを足したりしながら理想的な噛み合わせを模型上でシュミレーションすることができる